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消防局からのお知らせ【1月19日放送分】

【 FMさつませんだい × 消防局 】
毎週金曜日「さつませんだいNOW 10時台」では、
10:10頃から消防局の方とお電話をお繋ぎして、様々な情報をお伝えしております。

<令和5年 薩摩川内市の火災の特徴3つ>

①20年間で過去2番目に少ない火災件数・死者0人
●令和5年の1年間に薩摩川内市で発生した火災件数は、34件
平成16年の市町村合併以降、20年間で、過去2番目に少ない件数でした。
(令和3年が31件で過去最少件数)

●全国的な火災件数は、10年間でおおむね減少傾向
●令和5年中に薩摩川内市内で発生した34件の火災で、死者は発生せず
→消防局職員の皆さんもほっとしたことだったとのことでした

②住宅火災の減少
●34件中、建物火災は14件
倉庫や物置が全焼した火災はありましたが、
住宅の建物が全て燃えてなくなる火災=全焼火災は”1件”で、
ここ数年では1番少ない年でした。

また、この1件の全焼火災も、
住宅用火災警報器が感知した音で寝ていた住人が目を覚まし、
逃げ出すことができました。

●火災を早期に発見するためにも、

・住宅用火災警報器を設置し、
・一年に1回は音が鳴るかなどの動作確認

をしてください。
また、古い住宅用火災警報器は”10年”をめどに交換しましょう。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

薩摩川内市では”昨年、火災による死者がなかった”とお伝えしましたが、
令和3年の全国データをみると、年間約1,100名の方が火災で亡くなっています。
その死者の9割が住宅火災で亡くなり、このうち7割は高齢者となっています。

③その他火災での怪我が6名
●けがの内容は以下の通りです。

・枯草を焼却中に衣類に着火し火傷をした
・燃え広がった火を、慌てて消火し、その際に怪我をした

農業や、たき火など日常生活においての枯草焼きで
軽微なものは”例外”として認められていますが、
焼却中はしっかりと目を離さず、そして消火器や水バケツなど消火準備をして
最後は「完全に消えた事を確認」しましょう。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

消防局からのお知らせ。1月19日は、「令和5年の薩摩川内市の火災の特徴」でした。
ラジオでは、最新情報をお伝えしております。ぜひお聞きください!