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消防局からのお知らせ【12月1日放送分】

【 FMさつませんだい × 消防局 】
毎週金曜日「さつませんだいNOW 10時台」では、
10:10頃から消防局の方とお電話をお繋ぎして、様々な情報をお伝えしております。

<燃料の取扱いについて>
●危険物としての認識
灯油やガソリン、混合油は、「危険物」として
法律で指定されています。
たくさん保管していると法律に抵触する恐れがあります。
また、ある程度の量で
「薩摩川内市火災予防条例で
届け出なければならない」と定められています。

法律で定めている指定数量という値がありますが、
これ以上だと法律で規制となります。
一般のご家庭でしたら
・指定数量の2分の1以上
・ガソリンは100ℓ
・灯油は500ℓになります。

これだけ保管している場合は条例に伴う届出の対象となります。

●保管容器の基準
保管容器にも基準があります。
容器については法律で定められており、
専用の容器が量販店などで販売されています。

保管場所についても、
換気のいい場所で保管しましょう。
(高温となる場所、直射日光のあたる場所を避ける)

また、屋外での保管は火を点けられることも考えられます。
屋内や物置などできればカギを掛けられる場所がいいでしょう。

●バッテリー式のものや乾電池式の保存方法
保管の際などに「通電しないよう」に注意しましょう。
通電すれば、火災が発生する原因にもなります。
乾電池は購入時は包装されていますので問題ありませんが、
「途中まで使用したものを保管する」場合や「廃棄する」場合、
電極が接しないようにしましょう。

乾電池は、通常弱くなったりした場合に捨てると思いますが、
「弱い」ということはまだ使用できる状態
=電力が残っているということです。

例えば、電気を通しやすい缶容器などに
そのまま廃棄する分を貯めていた場合、
ふとした拍子に通電する可能性があります。

電気が通れば熱が発生し、危険です。
廃棄する場合はこれらに注意してください。

このように、
ガソリンなどの燃料・乾電池などは、
生活するうえで大変重宝されるものですが、
その反面、危険も潜んでいますので
十分注意するようにお願いします。

消防局からのお知らせ。今回は、「燃料の取扱いについて」でした。
ラジオでは、最新情報をお伝えしております。ぜひお聞きください!