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消防局からのお知らせ【11月24日放送分】

【 FMさつませんだい × 消防局 】
毎週金曜日「さつませんだいNOW 10時台」では、
10:10頃から消防局の方とお電話をお繋ぎして、様々な情報をお伝えしております。

< 寝具・衣類への着火危険について >
●寝具・衣類への着火の危険性
寒いと、つい暖房機器に近づいたり、ストーブに足元をかざしたり
してしまいますが、これは危険な行為です。
→厚着をしていると、自身の衣服が暖房機器に
近づいていることに気づきづらい状況です。
知らぬ間に衣服に火がついているということになり兼ねません。
これは、寝具置いても同様です。
布団に入る前に寒いからといって、電気ストーブなどを近くでつけると、
断熱効果の高い羽毛布団や毛布では、中にいる人は熱を感じないのに
表面では高温になり、火がつくこともあります。

●実際にあった火災例
暖房器具(デンキストーブ)を使用しながら、布団の上で晩酌。
そのまま眠っていたら、布団に火が着き火災に発展した事例がありました。
こちらは火がついてすぐ気が付いたので、大きな事例にはなりませんでしたが、
一酸化炭素中毒で亡くなる事例もありました。

●寝具・衣類への着火の防ぎ方
→寝具についてですが、石油ストーブについては、実際に火を使用しているので、
危険意識がだいぶ高いため、寝具付近での仕様はケースとして少ないのですが、
電気ストーブについては、着火への危険意識が低い傾向にあります。
実際、全国的な統計を見ても、寝具への着火件数は電気ストーブがほとんどです。
電気を使用していても距離を保ち、「火災危険がある」という認識を持ちましょう。
就寝時はなるべく使用を避け、エアコン等で暖をとりましょう。

●衣服への着火の防ぎ方
暖房機器の位置をしっかり把握し、距離を保つことが一番ですが、
表面には燃えにくい素材のものを選ぶのも重要です。
特に調理をする際や、農作業で草焼き作業に当たる際は
自身を火災から守る最も重要な対策といえます。
(エプロンや作業着には防炎製品を使用するのがおススメです。

●オイルヒーターについて
→低温で比較的安心なものですが、間違った使い方をすると火災に繋がります。
また、電源コードに負荷がかかりやすいので気を付けましょう。

消防局からのお知らせ。今回は、「寝具や衣類への着火危険」でした。
ラジオでは、最新情報をお伝えしております。ぜひお聞きください!