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まるでダンジョン探検!大人の図書館見学ツアー

図書館の司書さんって普段何してるの?
図書館の本ってどんな風に管理してるの?
図書館で働くのってなんか夢があるよね。

そんなことを考えたことはありませんか?
本好きな方なら、大好きな本に囲まれてなんと幸せな仕事なのだという憧れを抱かれたことは一度くらいあるはず。
本にはあまり触れてないなという方でも、ちょっと図書館行ってみようかななんて思える秘密の扉を今回は特別に覗かせてもらいました。

その名も「大人の図書館見学ツアー」!

薩摩川内市立中央図書館にて子供向けに開催されている図書館の裏側を知るツアーが大人向けにも開催されています。(※要申込イベント)

普段利用するだけでは絶対に入る事の出来ないあんな場所や、こんな場所を司書さんが面白おかしく案内してくれます。

【図書館の不思議を探りに来た大人のみなさん、全員真剣…!】
図書館ってただ本を借りるだけ?
いやいやそんなことは無いんです。
スタッフの方が様々なイベントを立ち上げたり、
展示にも工夫を凝らしたりすることで図書館や本に興味を持って貰う仕掛けをたくさんしているんです!

ゲーム感覚を取り入れた書評合戦「ビブリオバトル」をちょっとコンパクトに。
「ミニビブリオバトル」を開催したり…

(今年行われたミニビブリオバトルのチャンプ本!「いとエモし」……気になる!)


職業体験にきた学生たちに入り口の展示コーナーの展示をしてもらったり…色々。

【ここどこ!?な閉架書庫へ】
閉架(へいか)書庫という言葉をご存知ですか?
利用者には公開されない書庫のことを言います。

資料のすべてを皆さんが良く見る本棚に置いておくことは出来ないのでそんな入りきらなかった本たちの倉庫のような役割を持ってくれている場所です。
もちろん司書さんにお願いすれば貸し出しもできる物も有ります。

この閉架書庫、とにかく迷路のように入り組んだ場所を
階段を下りたり上ったりとまるでRPGのダンジョンを探索しているようです。

【閉架書庫には昭和27年から保存された新聞が…!】
閉架書庫の中には本の他にも新聞のバックナンバーなどもあります。

通常は5年の保存期間ですが、一部新聞は昭和27年からのものまであるんです。
長期間の保存の裏には図書館のスタッフの皆さんの努力が伺えます。
来られた方皆さん驚きを隠せない様子です。

【本って色々あるんだなぁ】
一口に本といっても色々な種類のものがあるんですね。
最近は本を音で聞く「録音図書」というものや
普通より大きな文字、そして黒背景に白文字になっている「大活字本」という本の種類もあるんだそう。
(大活字本…読みやすそうです)

さらに読み聞かせなどにも使いそうなとにかく大きな本


(高さ120センチはありますね!)

【移動図書館車】

小学校を回る移動図書館車や一般の移動図書館車が薩摩川内市を巡ります。
小学校の移動図書館車での人気作は、
不動のベストセラー「かいけつゾロリシリーズ」だそう。
そして意外と高学年も借りていくという作品はアンパンマン!?なんだそうですよ。
どちらも不動の人気作今の小学生にも人気なんですね。

【最後は二人一組でゲーム形式で閉架書庫の本探し!】
参加者の方で二人一組となって閉架書庫にある本を探し出すというお仕事も体験!


(渡されたヒントのメモをもとに…)

(広い閉架書庫、力を合わせて本を探す!探す!)

(そしてみんなが見つけてきた本を並べて頭文字を読み上げると…)

ま た き て ね

普段見ることのできない図書館の裏側を見てみなさんこの日は本当に終始わくわくが止まらないといった様子でした。
読書の秋にふさわしく、大人の好奇心をくすぐる「大人の図書館見学ツアー」。
大人の社会科見学としての魅力たっぷりの企画でした。

(2023.10.26取材 文・写真 加藤知衣子)