令和4年度から新たな地域おこし協力隊の隊員が
薩摩川内市にやってきました。
(辞令交付式の様子はコチラから)
何曉萍(ほう ひうぴん)さん
香港より地域おこし協力隊に。
担当:インバウンド(訪日旅行)
――地域おこし協力隊になるまではどんなふうに過ごされてきたんですか?
何さん:香港で生まれ育って、成人してから香港のガイドブック編集部で
始めはグラフィックデザイナーをしていました。
担当者が取材してきた写真などのレイアウトを考えてガイドブックを
デザインするお仕事をしていました。
でも、いつも担当者が取材に行くのが羨ましくて羨ましくて、
デザイナーから転向して取材側に回ることに成功したんです!
主に日本の取材を担当することが多くて日本はほぼ制覇しました。
鹿児島ももちろん取材したことがありましたが、その時は
九州全域を紹介するという事だったので2・3日しかいられなかったんです。
――デザイナーから旅行ガイドブックを取材する側にという事でそんなに旅行が好きだったんですか?
何さん:旅行は本当に大好きでした。
母が旅行が大好きな人で、幼い頃からよく旅行に連れて行ってもらいました。
なので趣味旅行・お仕事旅行……ってなってますね(笑)
――地域おこし協力隊でもインバウンド(訪日旅行)を担当するということでうってつけですね!
何さん:はい(笑)
――ではどうやって地域おこし協力隊に?
何さん:仕事が一段落したときに、ワーキングホリデーを使ってやっぱり旅行してたんですが……
そろそろその期間も終わるぞ、というときに薩摩川内市の地域おこしでインバウンドを担当
されていた方のアカウントを見つけてこんな仕事があるのかと思いぜひやってみたいと思い
面接を受けました。
でも実はその面接を受けて薩摩川内市に来ようとしていたのは2020年だったんです。
――だいぶ期間が空きましたね
何さん: その後、皆さんご存知の通りコロナ禍になり来日が叶わなくなってしまいました。
でも、どうしても薩摩川内市に期待と思っていたので2年たっても気持ちは変わらなかったです。
――地域おこし協力隊としてどんなことをしていきたいですか?
何さん: 薩摩川内市の魅力を広く伝えていきたいです。
薩摩川内市は都会でもあり田舎でもある、観光地もきちんとある。
海外からすると不思議なでも素晴らしい街です。
最近の訪日旅行のトレンドは「分散」がテーマになってきています。
東京などの有名な観光地に一極集中する旅行ではなく、いわゆる穴場を探して
旅行するというものに変わってきてます。
なので薩摩川内市の魅力をしっかり発信して海外からの旅行客の集客につなげていける
活動をしていきたいです。
――まだまだ彼女の挑戦は始まったばかり。
何さん訪日外国人に向け、現在英語と中国語の観光サイトを構築している最中だそうです!
また6月1日より発行されるあおマガ夏号でも「地域おこし協力隊NewFace」
として紹介していますので、そちらも是非!
(取材・文:加藤知衣子)