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Welcome!薩摩川内 「ぽっちゃんプロジェクト」ニューフェイス~地域おこし協力隊~

 

▲本日5/6辞令交付式の様子

ぽっちゃんプロジェクトとは

薩摩川内市の魅力をブランド化し、全国に売り込むプロジェクトのこと。
平成23年度から展開。
平成25年度からは地域おこし協力隊として地域の課題である『旅・食・品』
に関する商品の開発に取り組む。
地域おこし協力隊・地域の相互の幸せを実現する薩摩川内市独自のプロジェクト。

『ぽっちゃん』の由来は隊員がしずくの様に地域にぽっちゃん、と降り立ち、
地域おこしの波紋が広がっていくように、とのイメージから名付けられた。

ようこそ!薩摩川内市へ

現在、7名の隊員から構成されているぽっちゃんプロジェクトの地域おこし協力隊。
そんな7名の隊員に加え、令和4年度新たに2名の隊員を迎えることになった。


▲荒木久美子さん

福岡県から。
SDGs・カーボンニュートラルの普及・情報発信について活動されるとの事。

「福岡の北九州出身。これまで大阪で教鞭をとっており、
そのころからSDGsに興味を持つようになった。
SDGsというと堅苦しく考えがちで、ついつい敬遠しがちなテーマだが、
実は身近な出来事でこれかSDGsだった!
ということは沢山ある。
薩摩川内市にやってきて約一カ月(5月現在)
人も優しく食べ物もおいしいこの土地で、自分も共に学びながら、
地域の皆さんと一緒にSDGsってどういうことだろう?という事を考え
【自ら】発信していきたい」

という荒木さん。
実はSNSを見たことがある…?という方もいらっしゃるのではないだろうか。
おいからちゃん(Instagram / twitter )のアカウントで
ホッとできる場、一歩踏み出せる場をつくろう!コンセプトに活動している。

 


▲何曉萍(ほう ひうぴん)さん

なんと!もう一人の隊員は海外は香港から。
インバウンド(訪日外国人旅行/訪日旅行)について活動をされるとの事。

「前職は香港でガイドブックの出版社に勤めていた。
そのころから日本の特集は組んでいたが、
薩摩川内市はまだまだ香港でも知名度は低め。
外国人の目線から薩摩川内市の魅力を海外に発信していきたい。
まだ、日本に到着して2・3日(5月現在)…緊張で落ち着かない日々だが
がんばります」

という何さん。
何さんは実は2年前から薩摩川内市に来ることが決まっていたものの、
コロナ禍により動くことが叶わず、現在満を持して来日したのだという。
今後はSNSを活用し薩摩川内市を発信。
アフターコロナを見据えた活動を行う予定となっている。


▲二人を歓迎する田中市長

「市を挙げて二人の薩摩川内市に来てくれたことを感謝する。

(荒木さんへ)
テーマがSDGsということで、SDGsは薩摩川内市の行政の基本理念。
ワークショップやイベントを通じて市民に対し学び・啓発に期待したい。

(何さんへ)
前職であるガイドブック制作会社での経験を存分に発揮し
薩摩川内市への外国人旅行者への仕組作り・プロモーション力に期待したい。

さらには任期満了後も2人とも薩摩川内市に住み続けてほしい」

と述べ、薩摩川内市に希望を胸に着任した2人の隊員にエールを送った。

今後は…

令和4年度より新たに9名の地域おこし協力隊員がそれぞれの着任地で
引き続き、そして新規に活動を始めていくことになる。
今後も薩摩川内市にさらなる波紋を広げてもらいたいと願う。

なお、ぽっちゃんプロジェクトでは現在も様々な地区分野での隊員を随時募集している。

(取材・文 加藤知衣子)