アーカイブ

「つくろう!亀山米」自分たちで育てた苗で田植え


6月23日(火)梅雨の中休みで快晴となったこの日薩摩川内市立亀山小学校の5年生総勢83名による田植えが行われました。約30年前から続く伝統の授業。約6アールの水田が生徒たちを待ち受けます。

立派に成長した苗。この苗も生徒たちが育てたという事で本当にゼロからの亀山米作りです。

まずは本日の先生となる地域コミュニティーの部会長からの説明を受ける生徒たち、
植える苗の本数や持ち方など、生徒から質問なども飛び出し生徒たちの顔は真剣そのものです。

説明をしっかり聞き終わると、まずはあぜ道を生徒皆で歩きます。あぜ道をしっかりと踏み固めてカニなどが穴を掘らないようにするのが目的だそう。
裸足で踏む土に生徒たちは最初こそ戸惑っていましたが、すぐに慣れた様子でペタペタと水田を2周。中には足を滑らせ早速泥まみれになる生徒も。

あぜ道を踏み固めたらいよいよ水田に入ります。初めて水田に入る生徒たちも多いそうで水田の踏み心地に一斉に上がる生徒たちの歓声、
気持ちいいという声や足を取られお友達にしがみつく姿も。

まずはまっすぐに張られた紐にある目印の場所に苗を植えます。
亀山小学校のOBでもある大先輩から教えてもらいながら植えてみますが、なかなか上手に植えられません。

徐々に慣れてきたのかスピードも上がっていきます。
快晴の中、汗をかきながら田植えをする生徒たちの顔は真剣です。


すっかり水田に慣れた様子の生徒たち。
カメラを向けるとポーズを決めてくれる生徒や、苗が足りないとアピールする生徒の姿も。


約1時間ほどで田植えが完了し一息つく場面、横を流れる水路に足を入れ涼む生徒たち。
最後の先生の話の中で「今日経験した事を忘れずに農家の皆様に感謝の気持ちを持ってご飯を食べてください」
という言葉に大きな声で返事をする生徒たち。
7月にはかかし作りを行う予定の事です。
生徒たちが作る色々なかかしが見られるのが楽しみです。