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川内川に、鯉のぼり

薩摩川内市の中心地を貫く国道三号線。川内川にかかる太平橋を渡っていると、風にそよぐは鯉のぼり♪すっかり、この季節の風物詩となった川内川の鯉のぼり。今年も大小路右岸にて、にぎやかに泳いでいます!

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2000年に始まったこの鯉のぼり。今年で18回目を数えます。

「川内川に鯉のぼりを上げる会」の創設メンバーである貴島浩一さん。鯉のぼりの交換をされているところに立ち会いました。

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この日は、晴天なれども風強し。取り付け作業は少し大変でしたが「風があるほうが、鯉がなびくからいいんですよ」・・・たしかに。

もともと、撮影の仕事をされていた貴島さん。行事の撮影で保育園を回るうち、園に余っている鯉のぼりを有効活用して欲しいと譲り受けたときに、川内川河川敷に上げることを思いついたのだそう。最近では、薩摩川内市のみならず、県内各地から見に来る方も増えて
鹿児島市からも鯉のぼりの寄贈があったとのこと。

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風雨にさらされた鯉のぼりはいたむので、時期を見て交換しています。毎年見慣れた風景となってきていた川内川の鯉たちは皆さんのご協力あって、世代交代していたのですね。

 

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鯉のぼりの上がっているあたりは、その昔、舟の渡し場があったところ。川内川に橋がかかる以前は、舟で行き来していたんですね。
大小路側を、薩摩街道「渡瀬口(わたせぐち)」対岸の向田側、旅館の残るあたりを「渡唐口(ととんぐち)」と、よんでいました。

現在、各所で整備工事などがすすめられている川内川。この一帯も公園として整備し、「渡唐口」を再現しようという構想があるそう。
実際に舟を渡して、当時の人びとのように川内の街を川から眺めてみるのも、楽しそうですね!

ちなみに、川内川に初めて橋がかかったのはいつでしょうか?答えは次の写真の後に!

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新幹線、肥薩おれんじ鉄道の車窓からも見えるかな?

 

さきほどのクイズの答え合わせをしましょう。

川内川に初めて橋がかかったのは?

 

今からさかのぼること142年!明治8年(1875年)1月、平佐出身の大工・阿蘇鉄矢の指揮により初代太平橋が完成しました。そしてわずか2年後の明治10年、時は西南戦争。政府軍の進撃を恐れた薩摩軍により、焼き落とされたのだそうです。そんな太平橋の歴史にも思いを馳せつつ・・・

散歩をしていたおばあちゃんに鯉のぼりが何本立っているか、教えてもらいました。お天気の良い日、川風をあびながら、鯉のぼりの数を数えてみてはいかがでしょう。5月10日くらいまで、泳いでいます♪

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【参照】
川内郷土史編さん委員会『川内市史・上下巻』
薩摩川内えぴそーど100