2015年(平成27年)3月22日に128年の歴史に幕を閉じました。
旧吉川小学校は地域を走る幹線道路沿いにあるため、住民のみなさんが集まったり、
学校前を通る際、何気なく時計を見て時間を確認するといったことがありました。
閉校後、グラウンドや体育館は地域の方々が利用するため解放されましたが、校舎は
閉鎖され電気や水道は止められました。
そのため設置された時計は止まってしまいました。
止まったままの時計を見た住民の方々から、「学校前を通るとき、つい時計を見ると止まっていて寂しい」や「グラウンドを使う時時計が動いていたほうが便利」などといった声があがり、今年8月に閉校記念事業の一環として設置することにしたそうです。
時計は約2mほどのポール上にあり、太陽光パネルで発電して動きます。閉校記念碑と校歌碑そばに設置されました。校歌碑のそばにある小さな鐘は、旧吉川小学校が木造校舎のとき使われていた時間を知らせる鐘です。
閉校した後も吉川地区の時を刻んでいってほしいと地区の方がお話されていました。