たまには、女ひとり飲み
GWの幕開けはゆっくりパーっといきたい!
という事で、女ひとり飲みに行ってきました。
今回伺ったのは、Dining&Bar STRESSさん。
夕方ほんのり暗くなった階段を上がった先にある隠れ家のような場所。
ひとりで飲みに行くのは久しぶりだったので、ドキドキしながら扉を開けます。
「いらっしゃいませ!」と明るく出迎えてくださったオーナーの永原良太さん。
2024年2月4日に今の場所へ移転されたこの店舗は
中に入るまでの階段を昇るドキドキも狙った演出だと教えてくださいました。
永原さんの気さくな声と店内を彩るドライフラワーたちが
一気に緊張を解きほぐして日常を忘れる空間にしてくれます。
見つけた大好物たち
メニューをめくると飛び込んできた、豊富な日本酒のラインナップ!
私はお酒の中でも特に日本酒が好きなので思わず目を見開いて喜んじゃいました。
しかもおちょこは好きなものを選べるというサービスも。
宝物をひとつゲットするような嬉しさとワクワクがあります。
野菜スープのお通しの後、一番にお願いしたのが「牛タンとねぎとレモン」。
シンプルながらも絶対に美味しい!が揃った一品。
柔らかいお肉のしっとりとした油に爽やかなレモンとねぎが合う~!
その味わいを舌に残したまま口に運ぶ日本酒。
こうすることで完成されたんじゃないかと思える、とろける美味さ。
続いては、これまた大好物の「アスパラの天ぷら」。
大きなアスパラは素材本来の甘さと旨みがギュッと引き出されてお酒が進む…。
今回はカウンターに座り、永原さんのお話も色々と伺いながら
ひとりで飲み食べる事にしっかり浸って満喫しました。
‘‘STRESS‘‘に込めた想い
続々とお客さんが来店されますが、どのテーブルどの方にも声をかけられています。
仕事という義務感からだけでなく
心からお客様と接すること料理とお酒を提供する事を楽しまれているんだと感じます。
この写真に写る、日本酒越しの永原さんの笑顔がまさにそれを物語っていますよね。
しかし、話を聞くと実は元々とても人見知りだったそう。
飲食業界の中に身を置くことでそれを克服し今では楽しめるようになられたそうです。
人気メニューだという「フライド山いも のり塩味」をホクホク頬張りながら
店名の由来についても伺いました。
当たり前のように誰もが使う「ストレス」という言葉。
直訳すると「応力」という物理学の用語なんです。
「人間、外からの力が加わることで内からの力を発揮できると思うんです
だから‘‘ストレス‘‘はあって悪いものじゃないなって…」
27歳という若さで独立し、弱点も越えて今のお店を楽しく運営されている
永原さんらしい考えだと思います。
段々ほろ酔いになったところで締めのパスタを頂きます。
今回選んだのは「豚バラ肉のラグーソースパスタ」。
ホロホロになった豚バラがコクのあるソースと一体になって大優勝でした。
最後のデザートとしてお願いしたのが期間限定メニューの「苺のカクテル」。
フレッシュで甘酸っぱい苺が口の中をさっぱりにしてくれます。
隣にいらっしゃった常連さんらしき方が「ここは卵料理が美味しい!」
と仰っていたので次回は是非そちらも食べたいです!
Dining&Bar STRESSさんでは性別や年代問わず様々な方が来店されており
女性のひとり飲みも多くいらっしゃるとのこと。
カジュアルに楽しめるこちらでまた私もお腹と心を満たしに行きたいです。
■ Dining&Bar STRESS
■薩摩川内市西向田町15−5
■営業時間 18:00〜3:00(LO2:00)
■定休日 水曜日
[取材/文/写真:イソノ ナツカ(なっちゃん)]