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2024年「今日の臥龍梅」と藤川天神周辺のお話

2024年「今日の臥龍梅」と藤川天神周辺のお話

2月3月の時期に、薩摩川内市でも欠かせないのが
”臥龍梅”

今年は例年より早い開花が見込まれていたため、
3月に入るころには見頃を過ぎておりました。

「見逃してしまった~!」そんな方もいるかもしれません。
今回はそんな臥龍梅と藤川天神周辺でのお話をまとめました。

FMさつませんだいでは、「今日の臥龍梅」というコーナーで
2024年2月1日から約一カ月にわたり
月水金にスタッフが朝9時ごろ開花状況を確認し、
お昼の番組で情報をお伝えしていました。


X(旧ツイッター)やインスタグラムのストーリーでも掲載しておりました。

藤川天神も参拝客でにぎわっておりました。


ご朱印帳と水引バンド

また、藤川天神で今年から発売された御朱印帳についても
取材させていただきました。
モデルは中島身依さん。

梅の花が綺麗に咲き始めた2月上旬に撮影しました。


藤川天神に住んでいるワンちゃんともパシャリ

御朱印帳は、今年初めて
“藤川天神オリジナル”が出ました。

藤川天神の川添さんは
「男女問わないデザインで
幅広い世代に使用してほしい」
と取材に応じてくださいました。

約1年近くかけて思案し、出来上がった品です。

実際に購入したお客さんも
男女問わず人気があるそうです。

そして、一緒に登場したのが
“水引バンド”

御朱印帳をとめるバンドです。

こちらは、
水引作家・Yuuuさんの作品です。

Yuuuさんが「日本らしい、和の雑貨を作りたい」と始めた
水引を使用した作品たち。

その中には「水引毬飾り」と呼ばれる
鹿児島で2人しか作ることができない作品もあるそうです。

「もっともっと鹿児島で”水引を使った作品の良さ”を拡げたい!」
と思い、藤川天神に相談したのが2023年の夏。

御朱印帳作成のタイミングと重なり、
「水引バンド」として、今回一緒に販売することとなりました。

藤川天神といえば “梅”ということで
梅のデザインは初めから決まっていたのですが、
薩摩川内市のキャラクター”つん”のバージョンを
作ることも決めたそうです。

これはもともとYuuuさんが作っていた作品にもありましたが、
水引バンドでは、御朱印帳に合わせて
色や大きさを整えたそうです。

一つ一つ手作りのため、微妙に形が違う。それも魅力の一つですね。

また、水引の白は、梅の枝を染めて出しているので、
とてもやわらかい白色となっています。

今年のものは、藤川天神の梅の枝を染めたものではないのですが、
今後梅の枝を選定する際に、
その枝を使って染めてみたいな、と藤川天神の川添さんもYuuuさんは
おっしゃっていました。

その後確認したところ、今回の臥龍梅の枝で染めることが、実現したとのこと・・・!
(2024.4現在)

※白の水引を”そのまま染めたもの”と”豆乳でさらに色が出るように加工してから染めたもの”です

染める工程でも
臥龍梅の枝から抽出したものはとてもピンクの色をしていますね。
今回はさつま町で活動されている方が染めたそうです。




(写真ご提供:Yuuuさん)

水引バンドは現在も販売中で、徐々に臥龍梅で染めた商品が出てくるそうです。
藤川天神の授与所で購入できます。


臥龍梅餅

もう一つの話題としては、復活した「臥龍梅餅」
藤川地区を語り継ぐ味「臥龍梅餅」待望の再現~なっちゃんパタパタ探訪記~
こちらの記事でお楽しみいただけます。

今年は、臥龍梅と藤川天神周辺が大変盛り上がっていた印象でした。

来年も楽しみですね。