お花が一番可愛い季節に
今回勇気を出して行ってみた場所が
SOKO KAKAKA内にある花屋「J’aime flowers 」さんです。
なぜ「勇気を出した」と前置きをしたかと言うと、私にとって花屋は緊張する場所なんです!
お花は綺麗で好きなんですが、うまく育てる自信がなく日常的に買う習慣がなかったから…。
そんな私を温かく迎えてくださったのがJ’aime flowers の相星真弓さん。
「春はお花が一番かわいい時期なんです」と楽しそうに話す相星さんから、
まさに‘‘パッと花咲いたような明るい笑顔‘‘がこぼれました。
「好き」を仕事へ
店内にたくさん彩るお花の数々。
特に「ドライフラワー」が目を引きます。
元々は水泳のインストラクターや営業職など全く違う業界に身を置いていた相星さん。
仕事でお客様にお花を渡す事がキッカケで花屋に通うようになり、
趣味でスワッグなどを作ることからどんどんお花が好きになっていったそうです。
「お花は疲れた心を癒してくれ、幸せな気持ちにしてくれる」
そんな思いから‘‘好きな事を仕事にしたい‘‘と転職に至ります。
花屋に勤めいざ仕事を開始しますが、見た目の華やかさと大きなギャップもあります。
仕事は早朝から始まり重たい水が入ったバケツを運んだりと体力勝負の世界。
そんな時にインストラクター時代の身体づくりが活かされたと感じるそうです。
そこからSOKO KAKAKAとの出会いとご縁で自身のお店を立ち上げられます。
「専門的な学校を出たり長い修行を積んだわけではないため不安もありました
でも‘‘この仕事、花が好きだ‘‘という強い気持ちが私の個性であり原動力となったんです」
そう聞かせてくださった相星さんからは、
ご自身の歩んできた道に対して控え目ながらも芯が通ったブレない想いを感じました。
個性豊かな植物たち
この日‘‘母親への贈り物‘‘としてスワッグをお願いする事に。
製作していただいている間に店内を観察していると可愛いドライフラワーのモビールを発見!
こちらも注文可能とのことで「欲しい!誰かにプレゼントしたい!」と高ぶります。
また、私が一番気になったのは少し変わった植物たちが並ぶこの棚。
こちら「ワイルドフラワー」「ネイティブフラワー」という種類で個性強めな見た目です。
中央には自然とカラフルに色づいたドライトウモロコシもあります。
相星さんもワイルドフラワーが大好きだそうで、
特にこちらの「バンクシア」が一番のお気に入りとのこと。
とげとげした葉っぱの形が独特で明るくパワフルな印象です。
お花たちをひとつひとつじっくり観察すると発見が色々あって面白い!
気持ちと笑顔を贈れるお花
そうこうしていると母へ贈るスワッグが出来上がりました。
「淡い色合いな感じのおまかせで…」とフワっとした注文がこんなに素敵な仕上がりに!
このミニサイズのスワッグで1500円と、想像以上にお手頃。
ドライフラワーなら‘‘湿気や風に気を付けておくだけ‘‘と難しいお手入れも不要なので
植物を育てる自信がない私にも気軽に購入できます。
「お花は笑顔と気持ちを一緒に渡すことができる」
相星さんがそうお話してくださったように
このスワッグを受け取った私も思わずニヤけて幸せな気持ちになりました。
これをキッカケに、私も今後お花を取り入れた生活をしていきたいなと思います。
■ J’aime flowers
■薩摩川内市西開聞町22-15 SOKO KAKAKA内
■営業時間 10:00~17:00
■定休日 月曜(祝日の場合は翌日休館)
▷変更となる場合もあるため公式Instagramをご確認ください
[取材/文/写真:イソノ ナツカ(なっちゃん)]