写真館【フォトスタジオGARDEN】
薩摩川内の街を見守るように3号線に建つ写真館「フォトスタジオGARDEN」
今回はそのフォトスタジオGARDENさんで
写真に込める想いやどのような技で素敵に映しているのかを取材しました!
木のぬくもりが感じられるカジュアルな外観。
‘‘写真館‘‘という言葉を見ると、なんだか緊張してしまいます…。
しかし、こちらの代表 松田 智恵 さんは柔らかい雰囲気でフレンドリーなお人柄。
この写真館を立ち上げた経緯から伺ったのですが、
意外なことに元々は写真にほとんど携わってこなかったそう。
写真の仕事を始めたのは約29年前のご結婚された時。
その後シングルマザーとなった事で‘‘私が家庭を支え子ども達と共に生きる‘‘
という強い信念で‘‘写真を一家の柱とした‘‘のがキッカケと教えてくださいました。
写真に向き合い続ける日々
「好きで始めたわけではなかったものの、改めて写真に向き合う事で‘‘好き‘‘だと実感する」
そのように思えるのは、このスタジオ内で写真を撮った時に見る事ができる
被写体の方々の姿と「楽しかった」とお客様がこぼす笑顔のおかげだとお話されました。
私も母親だから悩む‘‘子どもを写真に映す‘‘難しさ。
なかなかじっと立ってくれませんし、表情もコロコロ変わります。
松田さんはプロとして「子どもをどう楽しませるか」という事も試行錯誤し、
「動く表情を掴む」という技を経験からモノにしているそうです。
「写真を撮っていると、その人の内面的なものや家族の絆も垣間見えるのが面白い」
そう語る松田さんから、実直にこの仕事に向き合ってきたというのが伝わります。
こだわりの‘‘ライティングワーク‘‘
今回お話を伺ったのは写真館のスタジオでした。
シンプルながらも明るく気持ちのいい場所だと感じているとその秘密を明かされます。
松田さんが特にこだわっているのが‘‘光の取り込み方‘‘。
「本当に綺麗な光を使った写真は言葉が出ない感動がある」
そういった写真を目指していることから、
スタジオ内も綺麗な光を取り込めるよう作られていたんです。
「景色としての写真ではなくその人物、家族の温度や距離感を撮りたい」
昨今、写真がスマホでも簡単に撮れる中‘‘プロに頼む意味‘‘をその言葉から感じました。
今回は実際に‘‘プロが撮ってくださる現場‘‘も体感させていただくことに!
私自身、写真を撮られるとなると緊張して固まってしまいます。
しかし松田さんは雑談で笑わせてくれ、私の内面から出る本当の表情を捉えようと
とアレコレ手を尽くして努めてくださるんです。
この日お試し撮影を行った、コンフェッティを用いた一枚。
松田さんのおかげで、こんなにも楽しそうな笑顔が引き出されました。
光の美しさと相まって‘‘しあわせを捉えた‘‘ような写真でお気に入りです。
ありのままの、真っすぐな笑顔とその姿。
それを写真として残してくれるフォトスタジオGARDENさん。
‘‘今この瞬間‘‘という思い出を、あなたも映してみませんか。
■ フォトスタジオGARDEN
■ 薩摩川内市御陵下町2−52
■ 予約制
■ 営業時間
▷(平日) 9:00~18:00
▷(土日祝) 9:00~17:00
■ 定休日
▷ 毎週水曜日、第三木曜日
営業日、営業時間は変更になることがあります
事前にお問い合わせ、ご予約をお願いいたします
[取材/文:イソノ ナツカ(なっちゃん)][写真:宮﨑愛里 ]