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消防局からのお知らせ【11月17日放送分】

【 FMさつませんだい × 消防局 】
毎週金曜日「さつませんだいNOW 10時台」では、
10:10頃から消防局の方とお電話をお繋ぎして、様々な情報をお伝えしております。

< 暖房器具の取扱い >
「灯油などの燃料を入れる前」「電源コードをコンセントにつなぐ前」に
機器の確認を行ってください。

以下のことにも注意をしましょう。
・外観において明らかな故障や変形がないか
・メーカーが示す使用期限を大幅に過ぎていないか
・電源コードに断線などはないか
など、使用前の確認をお願いします。
特に、暖房器具が倉庫に眠っていたご家庭などはご確認をお願いします。

●過去の事例
過去に、夏の間使用していなかった灯油ストーブを点検せずに火をつけて使用したら、
異常燃焼をおこした事例もあります。
この事故は火災危険についてはもちろんですが、石油製品の異常燃焼による
一酸化炭素中毒の危険性も潜んでいます。

●一酸化炭素中毒になるとどういう症状が現れるのか
軽度な場合:頭痛、めまい、眠気、集中力の低下などの症状が引き起こされる
中等度以上の場合:錯乱などの精神症状やけいれん、意識消失などの
神経症状を引き起こし、最悪の場合死に至るケースも少なくありません。
また、回復したとしても脳にダメージが加わっているため、
記憶障害や麻痺などの後遺症を残すケースが多いとされています。

●石油ストーブ等の火災予防について
石油ストーブやファンヒーターの石油年少機器の燃料→灯油
間違ってもガソリンや混合油は絶対に使用しないでください!!

●暖房器具を使用しているときの注意点
暖房器具の周りには可燃物を絶対におかないことです。
※過去には洗濯物を乾かそうと近くに置いたことで、
暖房器具に接触し、火災に至った事例もあります。

●異変に気付いた時の対応はどうしたら良いのか
機体本体から異常なニオイや振動を感じたりした場合は
ただちに使用を中止してください。
場合によっては、点検や修理を依頼してから使用してください。

● 電気を使用する暖房器具について
以下の点に注意してください。
①使用する前に、ヒーター部分のお手入れをして、ほこりやゴミが付着したまま使用しない事。
②就寝時、外出時やその場を離れるときは電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。
③スプレー缶やライター等を近くに置かない。
※特異な事例
ペットが可燃物を近くに運んだり、
ロボット掃除機が稼働中に電気ストーブを押して可燃物に接触し、
火災になった事例もあります。

●誤った使用方法で、どのくらいの時間で火災に至るのか?
電気ストーブの熱源のヒーター部分に可燃物が接触すると、
仮にタオルなどがヒーター部に触れると
1分ほどで発煙、
約3分後には発火に至ります。※モノや素材にもよります

●薩摩川内市内での火災事例紹介
→石油ストーブを使用中、火を消さずにカートリッジタンクを取り出し、
燃料を補給。ストーブに戻す際に、カートリッジの口金がしっかりと閉まっておらず、
灯油がストーブにかかり火災になった事例もあります。
→近年のものは「カチッ」と音がしますが、今回のものはその機能がついていなかったとのことでした。

【おしらせ】消防フェスタが行われました。
令和5年11月19日(日)に中央消防署で消防フェスタが開催されました。
その時の様子です。

消防局からのお知らせ。今回は、「暖房器具の取扱い」でした。
ラジオでは、最新情報をお伝えしております。ぜひお聞きください!