【 FMさつませんだい × 消防局 】
毎週金曜日「さつませんだいNOW　10時台」では、
10:10頃から消防局の方とお電話をお繋ぎして、様々な情報をお伝えしております。

＜車両火災の予防策＞
先日、神奈川県厚木市の立体駐車場で大規模な車両火災が発生し、
１００台以上の車が被害にあったと報じられていました。
この火災の原因は現時点(2023年08月25日現在)で分かっていませんが、
ちょっとした不注意で火災につながってしまうことがあります。

・車の中の高温となる場所に、ライターやスプレー缶を置きっぱなしにしない
ライターやスプレー缶は高温になると爆発して火災を起こす可能性があります。
日差しが当たる場所に車を停めていると大変危険です
。条件次第ですが、ダッシュボードの温度は７０℃以上になるともいわれています

・収れん火災に注意する
収れん火災とは、太陽の光が何らかの物体により、反射や屈折をして１点に集まり、
その場所が高温になってしまい、出火するものです。
小学校の理科で、虫メガネを使って紙などを焦がす実験をしたことがあると思います。
この実験と同じ原理です。
車では、窓際に置いた水の入ったペットボトルやフロントガラスなどに付けるお守りなどの
吸盤が虫メガネの役割をしてしまう可能性がありますので、気を付けましょう。

これらの原因の場合は、その他いくつかの条件が揃わないと火災には繋がりません。
特に収れん火災は非常に稀なケースです。
しかし、過去には火災が発生していますので、条件が揃えば危険です。
未然に防げる火災は防ぐようにしましょう！

今回は、車両火災の予防策についてお話いただきました。
ラジオでは、最新情報をお伝えしております。ぜひお聞きください！