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消防局からのお知らせ【8月18日放送分】

【 FMさつませんだい × 消防局 】
毎週金曜日「さつませんだいNOW 10時台」では、
10:10頃から消防局の方とお電話をお繋ぎして、様々な情報をお伝えしております。
今回は、警防課の方とお話しました。

・警防課とは?
→ 消防隊や救急隊、救助隊の活動に関するデスクワークであったり、
防火水槽などの消防水利に関することや、緊急消防援助隊や原子力災害に関することなど
幅広い分野の事務を取り扱っている部署です。

< 「救急の日」 と 救急車の適正利用について >

・救急の日とは?
→ 9月9日は救急の日。
救急の日は、救急医療と救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深め、
救急医療関係者の意識高揚を目的として昭和57年に定められました。
それ以来、毎年9月9日を「救急の日」と定めて、この日を含む1週間を「救急医療週間」としています。

それに伴い、薩摩川内市でも二つのイベントが開催されます。

・集団救急事故訓練の実施
→ 3年ぶりに川内市医師会と川内看護専門学校の合同での集団訓練を
9月8日 に実施します。

訓練内容は参加者に伏せて実施されます。
多数のけが人が発生している中で、救急隊や通信指令課、
医師・看護師がどのように連携して活動するのかという内容の訓練になります。

・「救急の日市民公開講座」
→ 9月9日 に実施予定となっています。
消防局からは、救急車両の展示コーナーと、心肺蘇生法の体験コーナーを出展します。
市民公開講座には、どなたでも参加できますが事前申し込みが必要です。
川内市医師会事務局へ電話か、ホームページから登録してください。

・救急車の適正利用について
→ 薩摩川内市では昨年、4667件の救急が発生しました。
※消防局発足以降、過去最高の件数です。

薩摩川内市の平均到着時間は約9.8分です。

救急車の需要は年々高まっています。
以前より救急車の到着時間がどんどん長くなっており、原因は様々です。
薩摩川内市内では甑島も含めて、7台の救急車を365日無休で運用しています。

最近は、特に本土地域で、救急車が出払って足りなくなることがあります。
このような事態が頻発すると、救急車が必要な方が利用できなくなります。

救急車を使ったほうが良いのかを自己判断することは難しいため、
総務省消防庁が救急受診アプリ(愛称 Q助)を活用してください。
スマホ版やWEB版もあります。

今回は、救急の日に関連するイベントと救急車の適正利用についてお話いただきました。
ラジオでは、最新情報をお伝えしております。ぜひお聞きください!