薩摩川内市SDGs・カーボンニュートラル登録制度
通称:SDGsチャレンジパートナー制度の募集が令和5年1月24日から始まりました。
SDGsチャレンジパートナー制度は、
SDGs及びカーボンニュートラル達成に向けた産官学金による連携を図ることで、
更なる取り組みの推進及び組織の視野の拡大を図り、市内におけるSDGs及び
カーボンニュートラルの取り組みの活性化につなげることを目的としています。
薩摩川内市未来政策部企画政策課の山口さん、久保田さん、荒木さんの話を伺いました。
――薩摩川内市SDGs・カーボンニュートラル登録制度が始まったきっかけは?――
令和3年6月に田中市長が「薩摩川内市未来創生SDGs・カーボンニュートラル宣言」
をされ、ここがスタートとなりました。
特徴的なところは、カーボンニュートラルという文言をあえて入れているところです。
カーボンニュートラルと入れることで脱炭素化社会というところもしっかり意識して
やっていきますよという意味が込められています。
――登録をする為には実績などが必要ですか――
企業さんが取り組んでいる事を書いて頂いてSDGsのどの項目に該当いているのかを
出して頂くことになっています。
――取り組みや実績がなければ登録はできませんか――
どこの企業でも知らず知らずの間に行っていることが実はSDGsに該当している
という事が結構あります。例えば「ごみを減らし、分別する」や「節水節電」
「育児休暇取得向上に向けて取り組む」「柔軟な働き方を取り入れる」などです。
そういった身近な事でもいいですし、これから取り組みたいことでも大丈夫です。
――登録するどういったことができるようになりますか――
本制度に登録すると「薩摩川内市SDGsチャレンジパートナー」を呼称することができます。
そして、「薩摩川内SDGsチャレンジ」ロゴマークを使う事ができるようになります。
SDGsの取り組みをしている企業として市のHP等により紹介させていただきます
――「薩摩川内SDGsチャレンジ」ロゴマークに込められた意味は――
持続的な発展を目指す「サーキュラー都市・薩摩川内市」の実現にむけて、
市をかたちづくる歴史・生物・活動といった様々な要素をモチーフにして
SDGsをイメージさせる多様なカラーと一つの円で取りまとめることで、
市全体が調和しながらSDGsの達成に向けて取り組んでいくことを表現しています。
循環型の都市を実現しようとしているので円でかたどっているのはとてもよかったと思います。
――今後の展望は――
ロゴマークの中央にも書かれている「薩摩川内SDGsチャレンジ」とあるのですが、
これが市のSGDsのキャッチコピーになります。
「薩摩川内SDGsチャレンジ」がみんなの合言葉になって企業も市民も子供たちも
みんなが自然と動き出していく世界になればいいなと思っています。
チーム薩摩川内として市民一丸となって、SDGsに取り組んでいきたいなと思っています。
今回取材させて頂いた、薩摩川内市SDGs・カーボンニュートラル登録制度
意外と身近な、当たり前のようにやっていることが実はSDGsに繋がっていたんだと
取材を通して気づくことができました。こういった身近なところの気づきからSDGsを
意識していくのは、とても素敵な事だなと思いました。
事業者の方々、薩摩川内市SDGs・カーボンニュートラル登録制度に登録してみてはいかがですか。
(2023年2月取材 河田栄一郎)