2021年4月に大阪から夫婦で鹿児島に移住された、薩摩川内市入来町のしもそえだ農園の下副田ご夫婦。
奥さまの静香さんは、奈良県出身で初めての鹿児島生活。しかし、移住から1年とは思えないほどの”超”アクティブ農業女子!生産者として薩摩川内市から美味しい野菜を全国に届けることを目標に、農作業だけでなく、Instagramでも精力的に発信中!
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今回は、そんな静香さんの旦那さま・正人さんにインタビューしました!
(下副田正人さん)
\薩摩川内市にI・Uターンしたい方、必見!/
●Uターンするきっかけは?
●農業で起業した理由とは?
●薩摩川内市での生活は?
●起業2年目!今後の目標は?
是非、最後までご覧ください。
1.下副田正人さんとは…?
(奥さま・静香さんと一緒に作業する正人さん)
――正人さんは薩摩川内市のご出身ということで…
正人さん:いや、実は茨城県出身で18歳までは東北や関東の方で生活をしていました。
――茨城県出身なのですね!鹿児島にはいつ頃?
正人さん:16歳から親元を離れて寮に入って、土木作業や解体業等の仕事をしていました。ルームメイトはほとんど外国人だったので言葉も通じないし、食べ物の文化も全く違うし、今でも大変だったと思い出すほど過酷な生活でした(笑)家族は鹿児島で生活をしていて、自分も鹿児島で暮らしてみたいなと思って18歳のときに薩摩川内市に来ました。
――そのときはどのように感じましたか?
正人さん:やっぱり暮らしやすいなと感じましたね。家族もいるし、食べ物も美味しいし。薩摩川内市内の工場で、18歳から20代前半まで勤務した後、一度きりの人生、もう一度県外で生活してみたいなと思い関西の方へ移住しました。
2.茨城から鹿児島、そして関西へ移住!Uターンを決めたきっかけ
――関西ではどのような暮らしをしていたのですか?
正人さん:酒屋や美装屋の仕事をしながら、14年ほど関西で暮らしていました。美装の仕事は、主に建築現場で仕上げの清掃をすることで、大阪で個人事業として行っていました。そして、今から約4年前の2018年に妻と出会い、2020年の7月に結婚しました。
――なぜ鹿児島にUターンすることを決められたのでしょうか。
正人さん:正直、大阪での暮らしを振り返るとしんどかったですね。妻と出会って結婚して1年ほど大阪で暮らしましたが、全く休みが合わなくてよく喧嘩もしていました。3か月に1日合えば良い方でした。
Uターンを決めた理由はそんな生活を変えたいなと思ったからです。自分たちで事業を起こして、自然豊かな鹿児島で自分たちのペースで生活をしていきたいと思い、Uターンすることに決めました。
3.農業で起業!その決め手となった一言
――なぜ農業を始めようと思われたのですか?
正人さん:きっかけは父の助言でした。長年会社の経営者だった父は、現在はその経験を活かして農業を行っていて。そんな父に、鹿児島に帰って起業したいと相談したんです。そうして返ってきた言葉が、
「やろうと思えばできる。やる気があるなら教える」
でした。その言葉を聞いて、鹿児島にUターンをして起業することを決断しました。
(正人さんのお父さま・下副田清春さん)
――そうだったのですね。お父さまから学ぶことは多いですか?
正人さん:そうですね。ごぼう作りに関して言うと、良い意味でものすごく細かいです。一つ一つの作業が確実で、管理などをきっちり行う人です。それと、「見て覚えなさい」というようなスタイルで、いつも勉強になります。
(ごぼう種植え中のアクシデントもすぐに対応する清春さん)
4.今後の目標とは
――それでは、今後の目標はありますか?
正人さん:どのように利益を上げていくか、規模を大きくしていくかなど課題はかなり山積みですが、今後は加工販売やネット販売に力を入れていきたいです。大阪で生活をしていたときに、実家から送られてくる野菜の美味しさに驚いたので、同じようにこの感動をより多くの方々に味わっていただきたいです。
――取材のご協力、ありがとうございました!
以上、しもそえだ農園の下副田正人さんへのインタビューでした!
正人さんは、薩摩川内市にUターンしてから、より一層小さな幸せを奥さまの静香さんと一緒に感じることができるようになったそうです。
空を見上げれば満点の星空、山も川も海もある自然豊かな土地で、今日も下副田ご夫妻は真心を込めて野菜を育てています。
2人の今後のご活躍がとても楽しみです!
「しもそえだ農園」Instagramから2人の日常もぜひご覧ください。
皆さまのお手元にも、しもそえだ農園の野菜が届きますように。
それでは!
(2022年9月取材・文/早水奈緒)
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