生活の中に[淡い]がある暮らし。
困難に感じる瞬間も、ふんわりとぼやけて素直な自分でいられる。
[淡い]と傍にいたい。
そう思ったのはこの場所を訪れてから。
いちき串木野市にあるお花屋さん
”dans le jardin”[ダンルジャルダン]
きっかけは、1年前に取材した雑貨店。
スロウ店主が理想としていた「森」
その願いを叶え、プロデュースしたのが
この場所の店主、濵﨑昌子さん。
いちき串木野市出身。
幼い頃から細かい作業やモノづくりが得意で、なんとなく「お花」も好きだったそう。
そして高校時代、進路選択に悩んだ後、進んだのは「お花」の世界。
『なんとなくな気持ちで進んだ専門学校で、すっかりお花の世界にのめりこんで。資格も取得しました。』
濵﨑さんが「お花」の世界に惹きつけられた理由とは。
『お花の世界って学べば学ぶほど面白いんです。(アレンジする)材料によって作り方が全然違うし、組み合わせ方も様々で。』
「お花」の相性を模索しながら制作する面白さ。
お客さんからの願いと一緒に、濵﨑さんの細やかな表現力で包み込む。
鹿児島県内のお花屋さんやブライダル業界で経験を積み、「お花」と携わること20年数年。
昨年4月にお店をオープン。
『いつか自分もお花屋さんをやりたいなと、ふわっと思っていました。空間を自分が好きなようにデザインできたら良いなと。』
そんな濵﨑さんが開業を決心した理由。
『子どもが2人いるんですけど、数年前に長男が病気を患って。それで開業への想いが強くなり、同時に家を建てることも決心しました。』
安心できる「お家」
家族のために働ける「環境」
家族に寄り添った決意から生まれたこの場所。
静かな住宅街。ご自宅横のお庭で。
お店の前にはクローバーも。
オープンから1年以上が経ち、濵﨑さんが思うこと。
『この場所の有難さを沢山感じるようになりました。仕事をしながら、目の前の公園で子どもたちが元気いっぱい遊ぶ姿を見ることができて。安心して働くことができます。』
今日も楽しそうに走り回るお子さんの姿。
日々、この場所で「お花」と一緒に。
そして、この空間は濵﨑さんのこだわりが詰まった場所。
「お花」と生きる居心地の良い空間づくり。
『昔から雑貨集めも好きだったので、飾り棚はアンティーク系のものでまとめています。派手なものが苦手なので落ち着いた雰囲気にしたくて。色で表すなら、くすみ系の色が好きです。』
お花屋さんのような、そしてカフェのような落ち着きのある空間。
『これはお菓子を焼いたものを乗せるものなんですけど、可愛くてここに。』
お菓子を置くようにそっと。リンゴ箱も。
「お花」の香りに包まれて、濵﨑さんが大切にする想いを感じることができる空間。
澄んだ空間の中に生きる、個性を放つ「お花」。
異国の香りを纏った「お花」は更なる旅へ。
その旅先の一つ。
市来ふれあい温泉センター内
『ケントコーヒー』
ほっとする一息つける場所。
コーヒー豆の香りと一緒に。
[https://www.instagram.com/kent_coffee_]
このように、濵﨑さんが創る空間 ”dans le jardin”は、「お花」を通して多くの人の癒しに。
[淡く、美しく。]
皆さんも是非、足を運ばれてみては。
最後に、濵﨑さんが[あの雑貨店の店主]と準備を進める一大イベントを紹介。
スロウ atelier MD+
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dans le jardin
1周年記念パーティーイベント
「&」
共通の知り合いを通じて出会った2人。
ちょうど同じ年にお店をオープンし、気づけば意気投合。
きっかけは、昨年12月[dans le jardin]で行われたクリスマスイベントでの一言。
『次は1周年記念パーティーやりたいね。』
そんな2人がもう一人の友人と3人で川内川河川敷のイベントスペース『SOKO KAKAKA』を一からセルフプロデュース。
2人にとって初めてとなる大がかりなイベント。
戸惑うこともありながら、1年間お店に足を運んでくれたお客さんに感謝の気持ちを込めて盛大なイベントを準備中。
詳細はInstagramへ。
2人のコラボイベントもお楽しみに。
それでは。
(2021年9月4日取材:早水奈緒)
▼dans le jardin
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▼スロウ atelier MD+
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▼FMさつませんだい
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【ナオノヒトリゴト】
我が家にも癒しの[淡い]お花を。
朝目覚めてすぐ、サッとカーテンを開けたくなるような凛とした[美しさ]に毎日心から癒しを貰っています。