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未来へ繫げ 本格焼酎でかごしま国体応援プロジェクト

昨年2月
第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」開催を記念してとあるプロジェクトが動き出していました。

「本格焼酎でかごしま国体応援プロジェクト」です。

南九州酒販株式会社の呼びかけで集まった薩摩川内市の本格焼酎蔵元4社(山元酒造・オガタマ酒造・田苑酒造・村尾酒造)が連携、さらにラベルデザインを川内商工高等学校インテリア科の若宮叶波(わかみや かなみ)さんに依頼、コラボし国体開催に合わせて記念ラベル焼酎を販売する予定となっていました。
しかし、昨年夏に新型コロナ感染拡大防止の観点からかごしま国体は延期を余儀なくされてしまい、この記念ラベル焼酎の販売も暗礁に乗り上げてしまうと思われていました。
しかし、2023年(令和5年度)に特別国体として開催が決定。
記念ラベル焼酎も「”幻”の2020年鹿児島国体記念焼酎ギフトセット」として販売することとなり、令和3年1月某日、そのPRと市長表敬訪問が行われました。

ラベルデザインを手がけた川内商工高等学校インテリア科・若宮叶波さん。

若宮さんは昨年2月からデザイン制作を開始し、約1か月かけ完成させました。
薩摩川内市のイメージ、特産品からアイデアを膨らませて形にしていったという事です。
郷土のイメージを膨らませることに苦労したそう。
薩摩川内市についてよく知っているようで実は知らないことがたくさんあり、薩摩川内市のイメージや特産品、4社それぞれの焼酎のイメージ等いちから調べなくてはならないことばかり。


苦心しながらも作り上げたラベル。
左から、
青ラベル:田苑酒造
ピンクラベル:オガタマ酒造
緑ラベル:山元酒造
黄ラベル:村尾酒造 のレギュラー焼酎が入っています。

若い人にも手に取ってもらいやすいようポップで明るい配色を心がけたとのこと。
それぞれのラベルにあしらわれているのは、薩摩川内市の市花であるカノコユリ・キビナゴ・きんかん・しんこだんごといった薩摩川内市を代表するシンボル。
また、ぐりぶーが薩摩川内市で行われる6競技にチャレンジする姿も目を引きます。
そして薩摩川内市民みなさんの目をもっとも引くのは全ての瓶を順番に並べると繋がって見える大綱と川内川をモチーフにしたデザインはないでしょうか。
若宮さんによると「大綱と川内川を繫げることで、人と人とが繋がってほしいという想いを表現している」とのことでした。

一度はかごしま国体の延期により販売できないかもしれないとプロジェクトに暗雲立ち込めましたが、無事お披露目出来たことに対し若宮さんは「一度は残念だとも感じたが、このデザインに携わったことで改めて薩摩川内市の魅力を発見できたことは良かったと思う。けれど改めてこうしてお披露目出来たことはやはりうれしい」と顔を綻ばせていました。
また、どんな国体となってほしいかという質問に、
「自分自身知らない競技も多かった。けれど、色々と活気のない現在を吹き飛ばすような、世の中が元気になる国体となってほしい」と語りました。


ギフトセットを贈呈

南九州酒販株式会社の嶋北裕二(しまきた ゆうじ)支店長

「デザインに携わってくれた若宮さんの想いをここで途切れさせるわけにはいかない」とラベルの上部に『まぼろし 幻』のタスキシールを貼ることで販売を実現させました。
この『まぼろし 幻』のタスキシールは2023年のかごしま国体へとバトンを繋ぐという想いのこもったシールでもあります。
メーカー、そして世代の垣根を超えコラボした「”幻”の2020年鹿児島国体記念焼酎ギフトセット」は未来へと様々な想いを乗せ、皆さんの目にとまることでしょう。

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【製品名】”幻”の2020年鹿児島国体記念焼酎ギフトセット
【製品仕様】本格芋焼酎 25度・900ml×4本
【出荷日】2021年2月1日(月)より店頭販売開始
※取扱店舗は問い合わせを
(南九州酒販株式会社 川内支店 ☎0996-25-3044)
【販売価格】5,500円(税込)
【数量限定】120セット限定
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