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都インター入り口の門松、今年も完成


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翼を広げた立派な雄鶏と、組合員の皆さん

毎年国道3号線を通行する人々を楽しませてくれるこちらは、「荷馬車組合」の組合員の皆さんが制作してくださっています。同組合は平成15年からこの干支をかたどった物を作り始めたそうです。

昨年の申年の際は「みざる・いわざる・きかざる」の可愛い3匹のお猿さんでしたが、来年・2017年は酉年ということで雄鶏と雌鶏が2匹登場。とても大きいですよ~!

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こちらは雌鶏。卵を温めている様子を表現したそうです。

乗っている綱は川内大綱引で使用されていた綱を再利用しています。縁起が良さそうです。

さて、今年とくに驚いたのが国道沿いのこの小さなスペースが”神社”になっている事!真っ赤な鳥居の奥にはしっかり社殿が建立されており、おさい銭箱まであります。細部までこだわりが見られますね。

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「荷馬車幸せのとりい」 と書かれています。

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まさにこの辺りの氏神様なのでは…と感じるほどのクオリティ。

神社と言えば、社殿の中に由緒正しい“何か”がご神体として奉納されているものですが…。冗談のつもりで「中には何が納められているのですか?」とお聞きしたら、「本物がいるよ」との返答。

なんと、本物の雄鶏と雌鶏が2羽中にいらっしゃるんです!

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ゴイシ(プリマスロック)という種類だそうです。ちなみに今朝、新鮮な卵を産んでいたそう(笑)

さすがにこれには驚かされました。ちなみに、おさい銭箱はこの子たちの餌代(または付近の神社に納める)になるのだそう。もしよろしければお気持ちを…とのことでした。

この活動は通行人を楽しませるためという事は勿論ですが、交通事故防止の啓発活動の一環でもあります。また、同組合は「道守かごしま会議(道路清掃などのボランティア活動)」へも参加されており、このあたりの道路の維持・管理も積極的に行って下さっています。
ぜひ、今年の力作もご覧になってくださいね!