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川内青年会議所「故郷ぶらり旅 in さつま町」後半

初秋の一日、「世界に拡げようSensatsu(川薩)の魅力」をテーマに川内青年会議所(JC)の皆さんが主催する「故郷ぶらり旅」inさつま町ツアー、前半に続いて後半です。

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観音滝公園を後にした一行は、さつま町湯田の八幡神社へ。

鎌倉時代、宝治合戦にて功績のあった渋谷氏一族がこの地を与えられた際に、鶴岡八幡宮からのご分霊を持って入国したのが本神社建設の由来といわれています。

八幡神社

さつま町には、”金吾さぁ”こと、島津歳久を祀った神社が多数ありますが、八幡神社もそのひとつ。

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社内にはめずらしい刀を抱えた龍の石像もあります。

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続いて一行が訪れたのは、神社から車で5分のさつま町湯田「玉の湯

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宿泊用の内湯付き部屋をはじめ、離れには貸切の家族湯もあります。

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玉の湯代表取締役の片山晋介さん。FMさつませんだいにもご出演経験のある片山さんは温泉の話を始めたら、止まりません(笑)温泉愛を感じます!

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貸切湯。源泉かけ流しの湯舟は、使うたびに新しいお湯を張ります。ここ玉の湯は全国屈指の「美人の湯」と評判。アルカリイオン濃度が高く、クレンジング力(優しく肌表面をピーリングする効果)に優れているそうで、お湯に浸かっただけで、ピカピカきゅっきゅっとした肌になるというわけです。「肌をゴシゴシこすらず、湯上がりにはすぐ保湿をしてくださいね」と、アドバイスを頂きました。

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お風呂あがりには、みずみずしい季節の梨をどうぞ!さつま町小山農園の小山栄一郎さん自慢の梨は「新興」という品種。今回のツアーは台風で一度延期となった経緯がありました。元の日程では、小山農園での梨狩りを予定していたとのこと。次回はぜひ、梨狩りも楽しんで頂けるといいですね。

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ともに温泉に浸かり、つや肌になったさつま町ALT(外国語指導助手)のオズと、川内青年会議所の濱崎光廣さん。すべての行程を無事終えて、ほっとひと息。「こういうツアーがあって、自分たちも知らなかったところ、知ってたけど行ったことがないところに行けるいい機会となりました。やはり自分たちで体験してこそ、お客さんにその魅力を伝えることができるんだと、改めて感じます」と濱崎さん。笑顔でツアーを引っ張る、頼もしいリーダーでした。

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さらに今回のツアーには、地元の大学生の参加も。永山将さん(写真右)は鹿児島国際大学経済学部経済学科の2年生。川内青年会議所のメンバーである、薩摩川内市市議会議員の坂口健太さん(写真左)の事務所で、インターン生として活動しました。薩摩川内市に実家がある永山さん、大学の夏休み期間を利用して、坂口議員と行動を共にして薩摩川内市議会の傍聴をしたり、坂口議員の一般質問書を一緒に考えたりしたのだそう。

薩摩川内市議会、総括質問並びに一般質問(PDF)2枚目に坂口議員の質問項目があります。

特に「買い物不便地域支援モデル事業」は永山さん自身の実体験に基づいたもの。「自分の祖母が脚が不自由になってから、それまでのように買い物ができなくなり、母親が代わりに買い物をして祖母宅に届けたりしているのを見ていました。これから益々増えるかもしれない祖母のような人たちを助けるには、どうすればよいか?坂口さんと一緒に考えました」と、話してくれました。

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薩摩川内市に暮らす多様な人びとが一緒になって、地元の名所を回る川内青年会議所の「故郷ぶらり旅」。夏・秋と実施を重ね、さらにワークショップでは、参加者みずから意見・改善案などを出し合い、薩摩川内市の観光業に役立てて頂けるよう、リポートとしてまとめるそうです。”21世紀、いちばん伸びる産業は観光”、ともいわれます。地域の魅力はなんといっても、そこに暮らす人びと。川内青年会議所のメンバーはその筆頭として、日々活動されています。

取材協力:川内青年会議所