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里 八幡神社 内侍舞

平成28年10月15日(土)16日(日)、里八幡神社に『甑島の内侍舞』が奉納されました。

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八幡神社について

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内侍舞について

毎年、10月の第3土曜日の夕方から日曜日にかけて里八幡神社の秋の大祭で奉納される内侍舞。
(もともとは、旧暦9月18日・19日)
昔から各地の神社で内侍神楽として奉納されていたが、今では里八幡神社でしか見られないといわれており、原型のまま伝承され貴重な文化財となっている。
鹿児島県指定の無形民俗文化財。
内侍は宮中の内侍司に仕える女官。

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大祭は、祭典次第に従って行われ神楽太鼓の音と共に内侍舞は始まります。
内侍は、地区の中学生から選ばれます。
現在は5自治会で輪番制ですが、以前は20以上の地区での輪番制だったそうで、選ばれた娘は幸せになれるといわれています。

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髪に髢(かもじ=髪を結うとき添える毛)をつけ、綿入りの赤紐を6本垂らした真鍮製の冠をかぶり、紋付きの着物に前掛けと麻製の打ち掛けを羽織ります。
右手に鈴を持ち、左手は肩あたりにあて、
右回り、左回りと12回ほど動き回りながら、静かに厳かに舞います。
「タチド」に来る度に、神座に届けとばかりに鈴を振り鳴らします。

 

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15日(土)は雨が降る夜でした。

大祭が祭典次第に従って行われ、内侍舞は神楽太鼓にあわせて奉納します。

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15日夜、16日朝と里八幡神社で奉納した内侍舞は、もう1箇所奉納をします。

市の浦の海近くにある『講之元神社』

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里八幡神社の秋の大祭は内侍舞で終わりではありません。

【古式の直会】

秋の大祭の中で神前にて行われる直会です。
祭りの最中に神前で食事をとるのは一般の神社ではあまり見られない珍しいものです。

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古式の直会には、『空吸物』と『本吸物』があります。

調理、準備をする場所は八幡神社本殿の隣にある『供物所』(おそなえどころ)です。

現在、10年ほど担当をしていらっしゃる小川さんにお話をお伺いしました。

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担当することになったきっかけ

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【空吸物】

字のとおりカラの吸物です。
三十センチ角程の脚付き折敷の上に十センチ角の小さい脚付き折敷三台を載せ、魚の干物三切れ・生の栗三個・昆布三枚と土器の盃三枚をそれぞれ載せ、川柳の箸を添えます。

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紋付き袴の給仕役が、長柄銚子・提子を捧げていきます。

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盃をとり、酒を受け取る仕種、飲む仕種をします。次いで、肴を頂く仕種をします。

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【本吸物】

空吸物のあと、海の幸・山の幸の吸物が二人の若者によって、祭の奉仕者・参列者全員に給仕されます。

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海の膳

塩味の鯛のお吸い物

山の膳

味噌仕立ての里芋、紅白の餅が入ったお吸い物

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給仕役も地区の輪番制で、地域の若者が務めます。

指南役の日笠山さんにお話をお伺いしました。

直会について

給仕役の作法について

今年の給仕役について

給仕役を務めた方のお話

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甑島にお出かけの際には、里の八幡神社に是非お立ち寄りください。

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(情報提供:里八幡神社、こしきツアーズ

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八幡神社では、秋の大祭とお正月だけ、おみくじ・お守りがあるそうです。
GETできたら、御利益ありそうですね。

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