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消防局からのお知らせ【12月22日放送分】

【 FMさつませんだい × 消防局 】
毎週金曜日「さつませんだいNOW 10時台」では、
10:10頃から消防局の方とお電話をお繋ぎして、様々な情報をお伝えしております。

もうすぐ年末ですが、番組冒頭では
インスタグラムに投稿されている
「年末特別査察」についてお話頂きました。
特別査察の班を2班で編成し、4店舗で実施されました。

毎週行われている救急件数の報告では、
4808件という年間の発生件数が最大を更新した。
とありました。

< 避難経路について >
年末年始は、買い物や里帰り、中には旅行に行くという方もいるでしょう。
こういった際、「普段とは違う土地や建物に行くこと」が考えられます。
こんな時に必要なのが、もしもの時に備えての「避難経路の確認」です。

●避難経路の定義
消防法では、避難経路というものについていくつか定めがあります。

経路には、「1.2m又は1.6m」の幅が必要になります。
百貨店等では、売場の床面積が150平方メートル以上の階は1.2メートル以上、
床面積が300平方メートル以上では1.6メートル以上の
「屋外へ通ずる避難口又は階段に直通する主要避難通路」を確保しなければなりません。
さらに、600平方メートル以上店舗では主要避難通路(1.6m)の
ほか、有効幅員1.2メートル以上の補助避難通路を保有しなければなりません。

このように定められています。
「年末特別査察」でも、「避難経路がしっかり確保されているか」
というチェックを行いました。

●「防火戸」について
防火戸は防火区画というものを形成するための扉です。
大きな建物で万が一火災が発生した際に、
建物全体に火の手が回らないようにする設備です。
また、避難経路の確保のための防火設備になります。
防火戸は、火災発生を感知したら自動で閉まる仕組みとなっております。
扉は避難方向(外)に向かって開くようになっています。

●誘導灯について
誘導灯は緑色に白表記のものと、白地に緑標記のものがあります。
これは出入口にあるのが「緑」、
通路や廊下にの設置してあるものが「白」です。
お買い物などでお店に行った際は、
少し天井付近を見渡してみてください。

24日まで防災研修センターにて
クリスマス特別企画が行われておりました。
このような記念品を頂きました。

消防局からのお知らせ。今回は、「避難経路について」でした。
ラジオでは、最新情報をお伝えしております。ぜひお聞きください!