薩摩川内市初の試み。
『高校生食堂』活動スタート！！
『高校生食堂』とは…
薩摩川内市でSBP「ソーシャルビジネスプロジェクト」の基盤を作るプロジェクト！
“高校生が企画・運営・情報発信・調理したメニューを実際に提供するイベント”として、飲食業界の課題を「ビジネス」の視点から解決策を導き、地域に魅力を発信！
今回は１０月３日（日）、SSプラザせんだいで開催された
『高校生食堂オリエンテーション』に密着！
高校生同士、そして高校生食堂実行委員と初顔合わせとなったこの日。
筆者は受付にて高校生の皆さんと初対面！
少し緊張した様子でしたが…
一人一人素敵な笑顔で挨拶してくれました♪
そして、いざオリエンテーションが始まると…
スクリーンを見つめる真剣な眼差し。
はじめに概要説明が行われ、その後一人一人の「自己紹介」が行われました。
『祖母が会社をしていたので、経営の勉強がしたくて参加しました！』
「先生に進められて面白そうだなと思って参加しました！』
自ら応募して、または学校の先生方や親御さんに進められて参加した高校生たち。
一人一人、それぞれの「夢」や「目標」を持って参加している様子。
その後は、高校生食堂実行委員による一風変わった授業が始まりました。
まずは、「経理」について。
「利益を生みだす為に」をテーマに、Office IHARA代表伊原友寛さんが授業を進めます。
誰もが知る、あるチェーン店を例に、トピックはブランディングから飲食店の計数の話へ。
身近な話題から「経理」の核を知ることができる内容でした。
続いては、「調理・衛生」について。
マイクを握るのは、高校生食堂実行委員長坂口聡さん。
どんな状況でもお客様ファーストである為に。
体験談を交えて「接客」における心構えを授業。
「衛生」に関しては、今年６月から食品を扱う全事業者に対して完全義務化された「HACCP」について。
安心安全にサービスを提供できるよう、一人一人責任を持って取り組む大切さを学べる内容でした。
ここまでは、授業スタイルのオリエンテーション。
高校生の皆さんもまだ少し緊張気味…？
そこで続いて行われたのは…
「アイスブレイク」！
グループ内の全員の名前を覚えるゲーム！
「◎◎さんの隣の〇〇さんの隣の△△です。」
雰囲気がガラリと変わり、自然と笑顔が見えます。
高校生と実行委員の心の距離も狭まり、楽しい雰囲気の中で集中して名前を覚えます。
なぜなら…間違えると最初からやり直し！
そしてもう一つ。
自分を表現する漢字一文字を書き、自分以外の人から「〇〇な人」と言ってもらうゲーム！
漢字から連想する「〇〇な人」
聞いているだけでも照れてしまうほど、素敵な言葉が飛び出します。
休憩時間も会話は途切れることなく、一気に和んだ会場内。
学校のこと、部活動のこと。そして『高校生食堂』のこと。
より距離が縮まった高校生と実行委員の皆さん。
続いては、「プロモーション」の授業！
幾つかのイラストが隠れた２つの絵を見比べ、最初に見えたものでグループ分けをしたり、商品の写真・文字を比較したり。
サービスをより魅力的にみせるための『印象戦略』について、実践的な授業が行われました。
その後、「１００円」のコーラを「１０００円」で販売するためにはどのような工夫が必要か、各グループごとにアイデアを出し合い、発表。
『高級な原材料を使って価値を高めて販売する。』
「必ず当たるクーポンを付ける。」
『コーラの色を変えたり、金箔を入れて販売する。』
高校生たちの面白い斬新なアイデアに、実行委員の皆さんも「なるほど。」と頷きます。
本番に向けて、早速「ワクワク」するようなグループワークでした！
そしてその後は、「生産者訪問・メニュー開発」について。
今回の高校生食堂では、薩摩川内市産の食材を使った魅力的なメニュー開発を目標に高校生が考案します。
そこで、メニュー開発の第一歩としてまず自分の好きな食べ物を発表！
その後、薩摩川内市産の食材とどのようにコラボさせるかについて考えました。
薩摩川内市産の食材を使ってどのようなメニューが考案されるのでしょうか。とても楽しみです！
このように、「未来に！飲食業にワクワクする道を」をテーマに、「ワクワク」を持った高校生と大人が集結した『高校生食堂』！！
開催に向け、何度も打ち合わせを重ねてきた実行委員の皆さん。
特に、授業では「伝えたいこと」と、「感じ取ってほしいこと」の２つをどのように表現するか悩まれていました。
『高校生にとって「ワクワク」する面白い講義とは？』
多方面で活躍中の個性的な経営者たちが伝える本気の想い。
高校生の皆さんにしっかりと感じ取ってもらえたのではないでしょうか。
大人から高校生へ。
高校生から大人へ。
そして一緒にこの町全体の活性化へ。
今回のオリエンテーションでは、当日の成功を予感させる「ワクワク」を感じる一日でした。
パワー・やる気に満ち溢れた高校生と大人が手を取り合い、薩摩川内市の未来へ「ワクワク」する道を一緒に創ります！
筆者も「ワクワク」しながら楽しく頑張ります！
『高校生食堂』の健闘を祈って、FMさつませんだい一同活動を応援しています♪
頑張れ！高校生！！
次は、「生産者訪問」の様子をお届けします♪
次回の記事もお楽しみに。
それでは！
（２０２１年１０月３日取材：早水奈緒）
▼高校生食堂公式HP
https://www.sbp-satsuma-sendai.com/
【後援】
薩摩川内市
薩摩川内市観光物産協会（FMさつませんだい）
川内商工会議所
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