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夢の職業体験!キッザニア in さつませんだい Day2

子どもたちに大人気の職業体験テーマパーク、キッザニア。独自に薩摩川内市ならではの職業体験を盛り込んだ『Out of KidZania きゃんぱくキッズ in さつませんだい』が2019年11月30日・12月1日の2日間、サンアリーナせんだいをメイン会場に開催されました。薩摩川内市が鹿児島初の開催となった今回のアウトオブキッザニア。地域の産業、商業を支える企業が多く参加し、地元ならではの個性豊かな29のプログラムが子どもたちを迎えました。※Day1の様子もどうぞ!

小さな電気工事士たちが勢ぞろい。

今回のキッザニアのために、モデル現場から作って参加されたという川北電工です!

慎重に電気配線を確認する子どもたち。真剣な眼差しに頼もしさすら覚えます。

作業終了後には「いつでもウチで働けるよ!」と社員から太鼓判。

高品質の米粉が海外でも人気の小城製粉。パンケーキ用の米粉のブレンドに挑戦します!

なぜ米粉が優れているのか?など、製品の背景を学んだところで、実際にブレンド。

パッケージも自分でデザインし、世界でひとつだけのパンケーキミックス、完成です!

本格的なモノづくりの仕事もありました。樋脇精工株式会社では3Dプリンタで部品をつくり、プログラムをして実際に動かすという、大人顔負けの内容。

今回のプログラムでは最長時間、大人も子どもも一生懸命でした!

薩摩川内市内のあちこちでも行われたキッザニアの職業体験。なかでも一番薩摩川内らしいプログラムといえば、こちら!川内名物「しんこだんご」づくり。

国道3号沿いの「はなちゃんだんご」では、香ばしい醤油の香りに包まれながら、上手にしんこだんごを作りました。「お砂糖が入ってないから、さっぱりしておいしいね」とお母さまにも好評でした。

川内と八代を結ぶ肥薩おれんじ鉄道。駅員の仕事にも多くの子どもたちが参加しました。

地域の交通を担いながら、観光列車としても活躍中のおれんじ鉄道。時刻表の見方、切符の売り方などを学び、お客さん役の保護者に切符を販売します。

乗客、ホーム、線路の安全を確認して「出発進行!」きりっと引き締まった表情で実際に列車を送り出しました。

職業体験をするのが子どもたちなら、伝えるのも子どもたちが主役です。南日本放送(MBC)提供の「ニュース番組制作の仕事」は、会場内を子どもたちが取材し、企画会議、模擬放送まで行う本格的なもの。

主催の薩摩川内市観光物産協会の方に、話を聞く子どもたち。

取材をもとに原稿をつくり、本番です!

こちらは南日本新聞。子ども記者が誌面でキッザニアの魅力を伝えます。

参加者の感想、保護者の思い、開催の目的など、様々な視点からの記事が完成しました!

キッザニアFMさつませんだい

そして、1日目に続き2日目もFMさつませんだいから生放送でお届けした「キッザニア in さつませんだい」特番。1日目にグラフィックデザイナーの仕事と米粉ブレンドの仕事を体験してきたという3人。いとこ同士だという2人は「ブレンドした米粉で早速パンケーキを作りました」「今まで作ったパンケーキのなかで一番おいしかった」と楽しそう。ひとりは神奈川からキッザニアに参加するために薩摩川内市に来たとのこと。夏休みに行く西方海水浴場の話、習い事の話、ファッションの話など、ガールズトークで盛り上がりました!

『Out of KidZania きゃんぱくキッズ in さつませんだい』共催の薩摩川内市商工観光部・井ノ下真一さん。「鹿児島初開催となった今回、多くの企業にご協力頂きました。そしてこんなに多くの方に参加して頂き、非常に嬉しいです。ありがとうございます!」と感謝の言葉。参加者の内訳は、薩摩川内市内在住者が約4割、鹿児島市からの参加者が約3割、周辺地域や県外からが約3割ということでした。薩摩川内市以外からの参加者が半数以上と、地域を超えた関心を集めたことがわかります。「地元の子どもたちにワクワクする体験を提供すること、それにより地域が盛り上がることを期待したい。さらには、地域で頑張っている企業の紹介や地元での積極的な就職にも、ゆくゆくはつなげていければ」と思いを語りました。

参加企業や提供プログラムに令和時代を感じとれるキッザニア。

自分の好きなこと、得意なことを活かし、誰かを助けたり、喜ばれたりすることでやりがい、生きがいを感じるのは、大人も子どもも変わりません。たくさんのワクワクと緊張感を持って臨んだ子供たちと同じくらい、子どもたちに自分の仕事を伝え、指導する企業の皆さんの姿もとても活き活きとして、印象的でした。『Out of KidZania きゃんぱくキッズ in さつませんだい』に参加の皆さま、それぞれの「夢の仕事」に向かって頑張っていきましょう!