おれんじ食堂「阿久根満喫にぎわいマルシェ」前半にて、川内駅を出発し薩摩高城駅、そして今回の旅のメインとなる阿久根駅へと到着。阿久根の特産品を集めた「阿久根駅マルシェ」にて、温かいおもてなしを受けました。
阿久根の焼酎をくいっと!お酒が楽しめるのも列車の旅ならでは、ですよね。
”観光客を迎えるまちの迎賓館、地域に愛されるまちの公民館”をコンセプトに、平成26年にリニューアルオープンした阿久根駅。にぎわい交流館の名にふさわしく、ジャズコンサートやマルシェなど楽しい催しが定期開催されています。
阿久根の菓子店が揃い、おいしいところをギュッと集めたスイーツセットをプロデュース。
名産デコポン、みかんを絞ったフレッシュジュース。障がい者施設で作られているそう。100%自然の味。
おなじみ下園薩男商店。伝統的なうるめいわしの干物から、おしゃれな丸干しのオイル漬まで。「イワシビル」も阿久根駅から歩いていけます。
阿久根の海の幸がたっぷり。
鹿児島酒造の「元祖やきいも」は、文字通り焼き芋で仕込んだ芋焼酎。今では焼き芋仕込みの銘柄は多数ありますが、それに先駆けて作ってきたのが鹿児島酒造なのだそう。女性に好まれる、柔らかくほんのり甘い飲み口。
阿久根駅の外にもマルシェのお店が並びます。港町阿久根の空気を吸って。
ふっくらとフレッシュな干物がたくさん
みずみずしい旬の野菜、柑橘も
新鮮な魚があがる漁港ならではの体験プランがこちら。魚の干物づくり体験は、実際に捌くところから始めます。外国人旅行者にもウケそうですね。
海鮮浜焼きでは、たかえび、車えび、牡蠣のいい香りが。。
ほこちゃん、たまらずビールを注文!そう、こちらのおれんじ食堂3便プランには「阿久根満喫にぎわいマルシェ」で使える1000円分のクーポン付き。これを使ってビールやマルシェでのお買い物を楽しめるのです!
あちこち目移りしながら、食べたり飲んだり、お買い物をしているうちに、出発の時が。
阿久根駅のスタッフ、マルシェの皆さんに見送られて、列車は出水へと向かいます。
出水到着までのお楽しみは、阿久根風「フィッシュアンドチップス」。
肥薩おれんじ鉄道の薬丸さん(写真左)と出田社長。車内外で、にこやかにお客様へお声かけされる姿が印象的でした。
旅の終点、出水駅。到着前には車窓から4羽のナベヅルを見ることが叶いました。
かつては特急列車の走っていた肥薩おれんじ鉄道沿線。車窓に映る東シナ海の美しさはそのままに、ゆったりと食の豊かさ、人の温かさを感じられる旅の鉄道として、また新たな魅力で楽しませてくれます。川内駅から始まる、身近でありながらリフレッシュできる旅。家族やお友達と一緒に、ぜひ一度乗ってみてください。おれんじ食堂が「特別な一日」への切符となりますように。