薩摩川内から、全国へ!鹿児島県大会の激闘を制し、インターハイへの切符を掴んだチームをご紹介。
それぞれの熱い夏がやってくる・・・!
川内高校★男子バスケットボール部
鹿児島の高校バスケ界に数々の歴史を残してきた名門、川内高校。2017年、鹿児島県高校総体・決勝リーグ最終戦。相手は同じ薩摩川内のれいめい高校。どちらも譲らず第4クォーターを迎え、ひとつのプレーに勝負の分かれ目が行き来する、まさに手に汗握る展開。最後は粘るれいめいを振り切り、3年ぶりの優勝に輝きました。OBも「ひさしぶりにしびれた」と、うなる試合:決勝ハイライト (リンク先YouTube・約9分)
部を率いて25年。名将田中俊一監督
今年の部員は総勢50名ほど。5人のスタートメンバーに1年生も入るなど、”実力主義”。15人のベンチ入りメンバーへの競争も熾烈です。
田中監督、永井コーチの鋭い視線が、選手のくせ、迷いを読み取る。実戦さながらの紅白試合。
文武両道を掲げる川内高校。少ない練習時間で成果をあげるため、集中して取り組む。
3年生の川床洋人選手。平佐西小学校3年のときにバスケを始め、川内中央中、川内高校とバスケとともに歩んできました。「家族が応援してくれるのが嬉しい。おばあちゃんも試合を観に来てくれる」と川床選手。県大会優勝後、疲労の蓄積もあってか体調を崩す選手も。早くみんな揃って練習がしたいと、静かな闘志を語ってくれました。
練習後のミーティング。充実した指導陣が選手たちを盛り立てます。
終了後、それぞれ自主練習に励みます。写真撮影にも協力してくれた3人♪
★今後のスケジュール
6月24~25日:全九州高等学校バスケットボール競技大会 開催地:福岡
7月27日~8月2日:全国高等学校総合体育大会[インターハイ] 開催地:福島
地元からの熱い応援を、お願いします!
もともと薩摩川内はバスケットボールのさかんな町として知られてきました。その歴史はなんと昭和5年にまでさかのぼり、旧制川内中学校、いまの川内高校に篭球部が創設されたのが始まり。
創設から10年。当時の国民体育大会に出場した際の写真
「今回の優勝も、地域に根差し、ミニバスケの普及などに尽力してきた川内バスケットボール協会や、保護者の協力があればこそ」と田中監督。2019年、バスケットボールのインターハイは鹿児島で開催されることが決定しています。インターハイ、地元でベスト8!を目標に、川内高校男子バスケットボール部、愛称”レッドバルカンズ”の挑戦は続きます。
※資料提供
薩摩川内市バスケットボール協会「設立70周年記念誌」
協会理事 笠毛伸一郎氏