薩摩川内市と日産自動車株式会社・住友商事株式会社の連携で、甑島を舞台とした「みらいの島」共同プロジェクトを立ち上げ、今回上甑島へ電気自動車(e-NV200)を40台導入。そのお披露目が4月12日行われました。
上甑島里港近くのみなと公園に40台勢揃いしたe-NV200
今回導入された40台は3年間日産自動車から無償提供されます。うち29台は公募で選ばれた島内の28事業者が利用し、宿泊客の送迎や移動販売、工事現場などでの電源車として使用される予定だそうです。その他の車は薩摩川内市の支所や地域おこし協力隊などが使用するそうです。また充電は家庭用200Vコンセントから充電し、6~8時間で満充電になるそうです。
電気自動車なので排気のためのマフラーがありません。
車内にはコンセントがあり電気製品を使用できます。最大1500W一般家庭の電力消費量2日分を賄うことができるそうです。
移動販売用の冷蔵ケースも使えます!
電気自動車は航続距離について不安に思われる方も多いと思いますが、移動距離が限られる甑島では十分実用になるということです。(※日産e-NV200の一充電走行距離は約190㎞だそうです)
今回は2人乗り6台、5人乗り18台、7人乗り16台が導入されました。
式典では九州日産株式会社の馬場勝也代表取締役社長から薩摩川内市の岩切秀雄市長へ車両キーの引き渡しや、里小学校の子供たちも参加してテープカットとくす玉開放が行われました。
自然豊かで静かな島にピッタリの静かな電気自動車。「みらいの島」がスタートしました。