薩摩川内市寄田町にある、薩摩川内市指定文化財「天狗鼻海軍望楼台」に行ってみました。
薩摩川内市教育委員会が設置した案内板によると、
明治28年(1895年)の日清戦争終了後、日本海軍は国内の要所に沿岸防備のために望楼台を設け、ここ天狗鼻にも明治33年(1900年)に設置され、日露戦争時には海軍兵が常駐し、ロシアのバルチック艦隊の北上も監視していたそうです。鹿児島県内には3ヶ所設置されましたが現存しているのはここ天狗鼻のみだそうです。天狗鼻望楼台は日露戦争終結後の明治38年(1905年)に廃止になったそうです。
川内駅から県道43号を寄田町に向かい、寄田新田バス停近くに「天狗鼻海軍望楼台」への道があります。
車が1台通れるくらいの道です。その道を15分くらい進むと
望楼台への入り口が。ここから500mほど先にあるようです。
この道を歩いていきます。
なかなかの山道。途中こんな看板が。。。
てくてく歩いていくと
先になにか建物が!
ここが「天狗鼻海軍望楼台」です。
建物は蔦などに覆われていますが、100年以上前に設置されたままの姿を残しているそうです。
ここから東シナ海を一望できます。
建物の周りは公園のようになっていてくつろげます。柵も完備!
天気が良ければ絶景が見られるかも。
ぜひ!とオススメしたい所ですが、たどり着くまではなかなかの冒険です。子供連れでお越しの際はお気をつけください。また車も離合できるところが限られているのでご注意を。
行くのは難しいけど絶景を見てみたいという方は、薩摩川内観光物産ガイド「こころ」に映像が掲載されています!こちらをどうぞ!!
天狗鼻望楼台への入口は県道沿いのこの道から。