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36 Hours in Koshiki island(3)

こしきまるたびフリーチョイスを使って、とってもお得でプライベート感のある旅はいかがですか。自然に親しみ、自分を見つめる。甑島1泊2日の旅。(2)からの続きをどうぞ。

17:30 下甑、宵の海。

お礼を言って、たかえびを手に作業場を後にする。宿に戻る途中、地元の小さなスーパーに立ち寄ってみた。新鮮な魚がお刺身で売られている。ねり(ねりご、ともいう。かんぱちの子)、はがつお。

やまもち(ヨコスジフエダイ)、あかせび。あかせびはクエに似た魚で「高級魚よ、クエよりもおいしい」との話。

島魚に合わせるなら、下甑の芋焼酎はいかが。甑島には上甑に塩田酒造、下甑に吉永酒造とひとつずつ焼酎蔵があり、それぞれ個性的な銘柄を生みだしている。甑州(そしゅう)、五郎、亀五郎は吉永酒造。蛍水と呼ばれる清らかな伏流水を仕込み水に使い、優しい味わいが多くの人に愛されている。

長浜港で遊ぶ子供たち。日が暮れてきた。

ここからしばらく海の夕焼けを眺めていた。なんともいえない淡い色彩のグラデーション。

細い月が港に輝く。明日もいい天気になりそう。

19:00 ampersand の夕食

夕焼けを見届けたあとは、お待ちかね!ampersand で晩ごはん。仕事を終えた友人も合流。下甑観光案内所に勤める甑島観光のキーマン、唐澤智子さんと一緒に乾杯!お料理を前についつい笑みがこぼれてしまう智子さん。

ヒレ肉のローストをメインに、セロリとなすのスープ、豆のサラダ、お豆腐、あかせびとたかえびの刺身。

たかえびはアヒージョにもして頂いた。柔らかいので殻ごと食べてもOK。えびの旨みたっぷりのオリーブオイルに自家製パンをひたして頂き、ビールをごくり。お酒がいくらでも進んでしまうよ~。

自家製アイスクリームは、クリーミーなのにさっぱり。大満足のディナーを軽やかに締めくくった。

満腹になってもお酒を頂いても、移動の心配なくすぐ眠りにつける宿、最高!明日のシーカヤックに備えて、早めの就寝。

海岸沿いに咲く芙蓉。宵闇に星のように白く浮かびあがった。

36 Hours in Koshiki island(4)に続きます。

※記事は2020年10月取材時の情報です。