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おれんじ食堂「阿久根満喫にぎわいマルシェ」前半

薩摩川内市から八代市を結んで走る肥薩おれんじ鉄道。2018年には映画「かぞくいろ」の舞台として全国的にも話題となりました。地域の交通手段として親しまれ、沿線の美しい景観、豊かな食や温泉などを活かした観光列車も人気を博しています。このたび「おれんじ食堂」に、阿久根での観光と体験を楽しむプランが新登場。FMさつませんだいで活躍中のパーソナリティ・三宅美穂子さんと一緒に、早速乗って参りました!

初おれんじ鉄道の三宅さん。心弾みます♪

車体には沿線の駅名があります。私たちが乗ったのはおれんじ食堂・3便。川内駅を14:52に出発。お天気にも恵まれ、早春の北薩、列車の旅スタート!

落ち着いた車内は、まさに走るレストラン。走行中であってもスタッフの方は美しい所作でサービスしてくださいます。

車内でサービスされる小菓子は沿線都市の特産を活かしたもの。八代OKASHI麦屋のデコポンマドレーヌと薩摩川内ル・プレジールの甑島のみかん塩クッキー。

阿蘇の溶岩で焙煎しているというまろやかなコーヒーと一緒に、アフタヌーンティーを楽しみます。

「車で北薩方面を走ったことはありますが、車道を走るのとはまったく違いますね。おれんじ鉄道から見る風景は新鮮!」と笑顔の三宅さん。

15:05、列車は薩摩高城駅に到着。観光列車ななつ星in九州の停車駅にもなった美しいスポットがこちら。

春夏秋冬、いろんな姿を見せてくれるプライベートビーチのような海岸です。映画「紅の豚」のワンシーンみたい、と三宅さん。潮風を感じながら、しばし散策。

出発時間が近づくと、鐘を鳴らして知らせてくれます。

車窓に走る水平線を眺めて

東シナ海をバックに写真撮影するのも楽しい(タイミングは難しい!笑)

薩摩大川駅を過ぎると、車窓から見える鳥居。こちら霧島神社では、映画「かぞくいろ」で有村架純さん演じる主人公と息子の重要な場面が撮影されました。

おれんじ食堂サービススタッフの栗秋遥香さん(写真手前)。福岡出身の栗秋さんはインターン研修でおれんじ食堂に乗ったのがきっかけで就職したとのこと。以前、取材で乗車した際にもお世話になり、約1年ぶりの再会となりました。こうしてスタッフの方とまた会えるのも、旅のだいご味ですね。

停車中、くまモン列車とすれ違いました。くまモンが鎮座するくまモン列車、一度乗ってみたいところ。

阿久根駅に近づくと、にぎやかな太鼓の音が聞こえてきます。

龍昇太鼓勝目道場の皆さん 力強い演奏でお出迎え

旅はまだまだ続きます~♪後半へ