鹿児島県薩摩川内市のコミュニティ放送局

負けられない戦いが、ここにはある。

「正々堂々、戦うことを誓います!」


浴衣と“必勝”はちまき姿で選手宣誓がなされ、戦いの火ぶたが切られました。

子供も大人も一緒になっての「西郷菊次郎ゆかりの地 明治維新150周年記念大会
2018まくら投げ大会@さつま町」が、鶴田体育館で開催されました。
出場チームは10チーム。総当たりで争います。
主催はさつま町有志による枕投げ大会@さつま町実行委員会。
実行委員長の片山普介さんは
「なにか地域を盛り上げるイベントを、と思い去年から開催しています。普段は投げたら怒られる
まくらも、ここでなら思いっきり投げられる。大人も子供も楽しく出来る競技です」

まくら投げ大会というと「いったいどんなもの?」と思われる方も多いかもしれません。
静岡県伊東市の高校生が町おこしのためにゲームを企画したのが始まりで、
今では全国に広まっています。
畳のコートの中でまくらを投げ合って当たったら退場、大将を倒すまでの2分間の戦いです。
大会を開催して良いのは温泉地のみ。
そして、九州で大会を公式登録しているのはさつま町のみ。
今回優勝したチームは、伊東市で2019年2月に行われる全国大会への切符を手にします。

“チームかぎん宮之城”では、前日のメンバー欠員により急遽出場が決まったという小さな大将が。
お父さんと一緒に参戦です。
「昨日家でも練習してきました!」
と、練習では兄弟そろって全力でまくらを投げ合い、汗びっしょり、気合い充分です。

華やかなピンクの浴衣でひときわ目を惹いたのは“TEAM温泉ソムリエ”
「京町温泉の旅館で、おそろいで作られている浴衣を借りてきました! 
昨日つかってきた温泉パワーで頑張ります!」
と笑顔で答えて下さいました。初回大会の昨年に引き続き2回目の出場。
「昨年はあまり考えずに戦っていたのですが、負けて悔しくて。今回は作戦を練ってきました!」
とのこと。
こちらのチーム温泉ソムリエ、見事作戦勝ちし、この後決勝戦へコマを進めることになります。

1チーム8名のうち、選手・リベロ・サポート・大将とそれぞれ役割が分かれており、
誰をどのポジションに配置するかというのも各チームそれぞれの戦略がうかがえます。

そして2回目の大会となる今年は参加賞も。
作ったのはさつま町地域おこし協力隊の瀬畑陽子さん。
「さつま町の特産品である和紙を使って何か作れないかと考えて、今回作成しました」
と見せて下さったのは和紙でデザインされた缶バッチ。
「今回は缶バッチなので和紙を使う面積は小さいのですが、
今後もっといろいろな商品に和紙を活用出来ないか模索中です」

さらに、勝敗に関係なく全ての参加チームに権利のある抽選会の1等の商品は、
なんと、黒毛和牛10キロ!

この商品を手にしたのは、“Satsuma Mix”
国際色豊かなこのチームが見事引き当て、「バーベキュー!!」と喜びの声が。
……実は優勝よりも嬉しかったかもしれません。

そして、決勝にふさわしい投げ合いを制したのは、“Sendai RiverチームB”。

実はこちらも昨年度出場し、得失点差で決勝行きを逃すという悔し涙を流したチームでした。
唯一の2チーム編成での出場でしたが、今年は確実に勝つためにBチームに精鋭を集め、
もう一つのAチームはおちゃらけチームにした、という徹底ぶり。

総監督の川内川河川事務所・副所長の甲斐公久さんは
「去年負けてしまって、ものすごく悔しかった。だから今年は確実に勝ちにきました。
今年は優勝できて本当に嬉しい」
と満面の笑みで胴上げされていました。

大会MVPにも選ばれた“Sendai RiverチームB”の大将・原僚太郎さんは、
「MVPをとることが出来たのも、チームの皆さんのおかげ。普段のチームワークの良さが
今回の優勝につながったと思います」

「枕が、浴衣が、笑顔が舞う!」
のキャッチフレーズの通り、時には悔し涙と、たくさんの笑顔があふれたまくら投げ大会。
優勝に向けて、地域の活性化の為、たくさんの人の“一生懸命”があふれるイベントでした。

井戸端ミックス
中川文香

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